商店街をめぐるまちあるきのはずが、たった3店舗しか周れませんでした。

第8回目の「清水沢まちあるき」。
真冬にもかかわらず、今回は5名の参加!

今回のテーマは、開催中の「清水沢駅の思い出展」に合わせて「商店街」としました。

が、最初に断っておくと、タイトルの通りの結果となりました…

1店目「文化堂」

まず最初に入ったのは、清水沢駅前の坂の途中にある、「文化堂」さん。

最近JRの定期券の取り次ぎも始めました。

本や文房具のお店で、「教科書販売店」の表示通り、清水沢で育った子供は必ずお世話になったお店。
汽車待ちの高校生であふれていたそうですよ。
現在は若い店主さんが頑張っておられます。


雑誌や単行本もありますし、文具類はお得意さんのニーズに合わせたものなんでしょうか。測量野帳までありました。


買い物をしたら渡されたのが「ショッピングラリー」の応募券。

清水沢商店街振興組合に参加するお店3店舗で500円以上のお買い物をすると、スタンプが一つもらえます。
3つ集めたら抽選で現金が当たる!!
…と聞いたらまわらないわけにはいかないでしょう。
急に今日のまちあるきの方針が定まりました(笑)

(よくみると、病院や歯医者さん、葬儀屋さんまで対象店舗ですΣ(・□・;))

2店目「岩森金物店」


(外観を撮り忘れたので、以前撮った写真を。「合カギ」が倒れていますが、すばらしいクオリティで作ってくれますので、ご心配なく)

こちらも、終戦後まもなくからお店をやっていらっしゃる「老舗」です。現在はご兄妹でお店をやっておられます。

樺太から小樽に引き揚げた先代が、景気のよい大夕張にご商売で訪れたときのこと。
清水沢駅に降り立つと、一番方、二番方、三番方と次々に人がやってくる様子に驚き、「これは商売になる」と、清水沢で数店開いたそうです。

戦後すぐ、清水沢炭鉱が開鉱した時期に重なりますね。

最初に始めたのが、履物屋だったそうで、今でも岩森さんに長靴などが置いてあるのはその名残だそうです。

昔は「下駄を立ててたのよ」(一人ひとりにオーダーメイドだったそうです)なんて話をしているうちにスパイクの話になり…


滑らない!と聞いてうらやましくなったので、わたしも早速打ってもらいました。

1本120円×6!
今年の冬はもう転ぶ気がしません!


よく見たら表通りに「ミツウマ靴  岩森商店」の看板がかかっている空き店舗が。

それはもしや、別店舗だったところなのでは。

3店目 お菓子のふじ


清水沢といえば「ふじアイス」。冬はソフトクリームはやってませんけどね(でも二階の出窓にご注目。)

昨日まではクリスマスで大忙しでした。

現在はお嬢さんがケーキを作っています。

東京でパティシエとして腕を磨いてきた堀田さん。
伝統の味と新しい風が入り混じったショーケースの中身に、目がくらむ参加者たち…

ついついたくさんお土産を買い、ここでスタンプもめでたく3つたまったのでした(笑)

ここで当時女の子たちに大人気だったお店にちなむお土産をいただきました。


ファンシーショップ「KEN HOUSE 」の袋!
経営していた「あきはま」さんからもらった、とのこと。
現在30代、40代くらいの女性は懐かしいのではないでしょうか?
今だったら色々まずいと思うので、ちょっとぼかしてみました(笑)

…と、たった3店でタイムアップしてしまったまちあるき。
まだまだ全く回りきれないので、来月(1月23日)も再来月(2月27日)も商店街でやります!
清水沢商店街の奥深い魅力を堪能しましょう。
ぜひご参加くださいませ。