【9月23日】公開二週目はじまりました! 作品紹介その3〜還り道

 

 こんばんは!
 公開二週目を迎えて、展示や施設もどんどんパワーアップしています!まずそこで先週からの素敵な変化を紹介します。

 まず仲良くしていただいているご近所さんであり、作品のお手伝いをしていただいたり、色々お世話になっている田中さんにお借りした火力発電所の取り壊し前の写真を展示しました!
 火力発電所1階左手に大きく展示してありますので、ぜひご覧くださいね!

 そして二つめ。火力発電横の運炭施設へ行くための階段がとても立派なものになりました!
 これも東亜建材さんのご厚意で、すばらしく安全で立派なものをつくっていただきました。本当にありがとうございます!!

 更に!火力発電所横に仮設トイレもできました。これも東亜さんがご親切にも設置してくれたものです。
 いままではトイレに行くために、メイン会場から歩いて15分以上かかっていたところがほんの数歩でトイレに行けるので、お客様ばかりではなく、スタッフである私達が一番助けられています。

 その他にも、貴重な資料をお貸ししてくださったり、差し入れをくださったりとたくさんの皆様に感謝感謝の毎日です。ありがとうございます!!!

 そして本日の作品紹介です。
  お客様の玄関口であるセンターハウスとメイン会場を繋ぐ250メートルの道の真ん中に一本道を描く「還り道」という作品をご紹介します。
 この作品の制作者は、札幌市立大学美術部 nou me non の3年生4名によるチーム、カクレボンです。
 
 センターハウス=現在、過去をテーマにした作品が多く展示してあり、また当時のまま様々なものが残っている火力発電所など展示場=過去と見立て、その二つを繋ぎ、このアートプロジェクトへすんなりと気持ちを入れ込むことができるような導入をする作品になるといいなと考えています。

 色の石から白、そして黒と色が次々と変わることで、カラーからモノクロへ、また最後の黒石は石炭も意味しています。
使われている石はなんと2トン以上!運ぶのにとても苦労しましたが、一緒に運搬してくれたAkabou田中さんのお知恵のおかげで大分楽に制作することができました。本当にありがとうございます!

 色のついた玉砂利のほかにも、絶縁体で磁気を砕いた碍子(がいし)も使われており、発電所などで働いていた方には馴染み深いようです。

 では今週は三連休なので、明日明後日とスタッフ一同お待ちしておりますので、ぜひお越しくださいね!お待ちしています。