ゆうばり映画祭2013/アーティスト・イン・夕張プログラム

先月21日〜25日の日程で開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013」
昨年清水沢宮前町の旧北炭連絡所に滞在したアーティスト4組が帰ってきました。
今回も私たちはお手伝いをさせてもらったのですが、その時の様子はNPOのブログ「そらち☆ヤマの記憶だより」をご覧ください。

明日からゆうばり映画祭 (2013.2.20)
映画祭二日目です。 (2013.2.22)
ゆうばり映画祭最終日 (2013.2.25)

夏の活動を元に制作した映像を、商工会議所と彼らのふるさと・清水沢宮前町町内会館で上映しました。
宮前町の「集会所」(私たちはだいたいこう言います)での上映は、どれだけの人が来てくれるか不安だったのですが、ふたを開けてみれば地域の方を中心に、40名近くの方が集まってくれました。
みんなに「おかえり」と迎えられたアーティストたち。
夏のように芋煮をほお張りながら、 和気あいあいとしたひとときを過ごすことができました。

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ここにいるのはみな、主演俳優・女優たち。画面を真剣に見つめます。
2012年の夏という二度とは戻らない時間を、アーティストがそれぞれに作品化しました。
夕張の財産になるに違いありません。

今回の滞在で、各アーティストはそれぞれにパフォーマンスを行いました。
なかでも、永岡大輔/松本力組は「宮前浴場映像祭」として、市営宮前浴場で映像上映を行いました。
脱衣場にはめ込まれたモニターに映る夏の夕張。それを見つめる裸の人たち。(まあ、お風呂なので)
ちょっと面食らった人もいたようですが、(まあ、お風呂だし)そこは今後のやりようかなと思っています。
この宝とも言える浴場を作品にしてくれたアーティストに感謝するとともに、この場が地域の人と外の世界がやわらかく、自然な形で接することができる触媒になり、この地域にまた帰ってくる人を生み出せるように、知恵を絞っていきたいなあと思う次第です。

浴場でのプロジェクトについては、フェイスブックページ「Reconstellation Project」にたくさん写真が載っています。
ぜひご覧ください。

(コーディネーター/佐藤)