【10月15日】作品紹介その15〜貯炭場と坑内員 その16〜天空の虹彩 その17〜re その18〜手が届かない展

みなさんこんばんは!ついに明日、公開最終日になってしまいました。
そこで今日は上遠野敏の「貯炭場と坑内員」「天空の虹彩」、59RA9による「re」、萩原拓矢•千葉絵理子による「手が届かない展」の紹介をさせていただきます。

まず今日の一作品目「貯炭場と坑内員」。この作品はまずはじめに木彫りの坑内員が目に飛び込んでくると思います。

これは木で彫ったあとにバーナーであぶってすすけさせてあります。
そしてこの作品は設置してある壁面全てを作品としてみてほしいのです。ぶらさがっている数字のプレートや壁の傷やしみ、右上にあるドア。このドアは石炭を貯めていた貯炭場を監視することができたドアで、そのドアの番人の坑内員、という構図になっています。

 

つぎ二作品目「天空の虹彩」。これは火力発電所二階からさらにのびる赤い階段を上ったその上にある作品です。
火力発電所と空を繋ぐ唯一の窓であるこの作品。中に入っている綿毛はガガイモという植物の綿毛です。日当りのよい道端などによく生えています。

建物を建て、年月が流れ、また自然が戻ってくる。そのような自然の強さを感じることのできる作品です。

 

次は59RA9の「re」です。この作品は右下には石炭をイメージした絵、その上に花をモチーフした絵が2枚、一番上にはこのあたり一帯の石炭の原料であるメタセコイヤをイメージした植物の絵が並べられています。

植物から時を経て石炭がつくられる。そしてカロリーの少ない石炭のくずでつくられたズリ山には現在また植物が生えてきている。そのような循環を示した作品になっています。

一緒に展示してあるつるはしや杭なども近所の方達の炭鉱マン時代に使っていた貴重な品をお借りしています。そちらにもぜひご注目してくださいね。

そして「手が届かない展」は、地下の部分を窓から覗く作品になります。
この作品の展示してある場所は覗くことはできるのですが、入るための扉がありませんでした。しかし中の様子が気になった制作者たちは窓から体をねじこみ奥を探索しました。
この展示してある器具たちは、展示のための台となっている小皿と座布団以外は、その扉の奥の棚にあったものを磨いて並べたものになっています。
このようにほこりをかぶっていた器具達が再びきれいになって使われていた状態のときのように戻る、つまり過去にかえる。過去には我々は手が届きません。
また無理矢理入らない限りこのものたちには物理的にも手が届きません。タイトルにはこのような二つの意味がこめられています。

 

これで学生と教授制作の作品全ての紹介が終わりました。そして先にも書きましたが明日はとうとう最終日。
本当に色々な皆様に支えられてここまでこのプロジェクトを進めてくることができました。本当にありがとう  ではたりないほどの感謝の気持ちでいっぱいです!
しかしまだ明日一日あるので気をぬかずに最後までがんばります!
お時間のある方はぜひいらしてくださいね。お待ちしています!!

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