JR新夕張駅展覧会「総親和・総努力―滝ノ上 地域のアルバムより―」

一般社団法人清水沢プロジェクトは、2025年10月19日から当面の間、JR新夕張駅展覧会「総親和・総努力ー滝ノ上・地域のアルバムよりー」を開催します。

3年ぶりの展示替えです。前展「紅葉山駅―新夕張駅130周年記念展『紅葉山』」は、130周年を銘打っていたのに、133周年を間近に控えるところまで引っ張ってしまいました。

今回、清水沢プロジェクトとして初めて、清水沢以外の特定の地域を取り上げることにしました。 滝ノ上地区は、1897(明治30)年に北海道炭礦鉄道線の滝ノ上駅が開業、翌年から入植が始まり、滝ノ上は農業・林業・鉄道・そして1925(大正14)年に開設された北炭滝ノ上水力発電所などに関わる人々が地域を形成してきました。夕張市中心部からは遠く離れていますが、夕張メロンの主産地として確固とした地位を築き、独自の豊かさを持つ地域です。本展ではほんのわずかではありますが、滝ノ上地区に関わってきた人々からお寄せいただいた産業の写真と学校の写真約30点を展示しています。特に、過去と現在を比較できる写真が数点あります。

少し学んだからといって、何かわかった気になったわけではありません。ただただ、先人から地域を引き継ぎ、次の世代に渡していく人々の努力と誇りを、町是「総親和・総努力」の言葉の中に垣間見た気がします。とても尊敬すべき地域のあり方だと思っています。

新夕張駅をご利用の際やお近くにお立ち寄りの際に、ぜひご覧ください。

なお前展は夕張市民文化祭2025で再展示する予定です。

総親和・総努力―滝ノ上 地域のアルバムより―

夕張の南の玄関口であり、夕張メロンの主産地の一つである滝ノ上地区に焦点を当て、開拓から現在に至るまで「総親和・総努力」をスローガンに歩んできた小さな地域の力強さを、地域の方のアルバムから紐解きます。

会期

2025年10月19日~当面の間

時間

始発から最終まで

場所

JR新夕張駅待合室(夕張市紅葉山/JR石勝線)

主催

一般社団法人清水沢プロジェクト 

協力

JR北海道新夕張駅、滝ノ上町内会、写真提供者のみなさま