清水沢アートパワープラント、2023年の公開を終了しました

5月22日から公開を行った清水沢アートパワープラント(旧北炭清水沢火力発電所)公開事業は、10月31日をもって今年度の公開を終了しました。
途中アーティストの対応のため10日間ほど休みましたが、ほぼ例年通りに実施することができました。

「SEITETSUSHO YAWATA ヤワタ」をここでも見つけました(さてどこでしょう…)

今年の来場者は、見学コースは53組97名、個人的な撮影コースは26組74名、団体は2組(夕張市内新任教職員研修、夕張中学校)43名、商用利用2件9名でした。

今年は見学料金を2,000円に値上げしたということもあり、見学コースは昨年比3分の2となりました。妥当かと思いつつも、情熱をもってわざわざ来てくださる方の思いに甘えてばかりで、広く伝えていくことを怠ってはならないと反省しています。

しかし今年は個人的な撮影コースの人数が増加しました。設定日を増やしたということもありますが、コロナ禍が落ち着き、久しぶりにみんなで集まって撮影するという方もいましたし、ご夫婦やご家族で撮影するという方もいました。また、見学したあとにじっくり撮影するために個人的な撮影コースを選択するという方もかなりいました。おかげで見学者数自体は15%減にとどまりました。

今年はアンケートの方法を変え、初めての方には見学終了後すぐにお送りしました。記憶が鮮明なうちに書いていただいたものは示唆に富むものが多く、今後の参考にさせていただきたいと思います。またリピーターの方への送信はこれからで、合わせて後日結果を報告します。

今年は通訳なしの外国の方をお断りしたり、せっかくお越しいただいたバイクの方にお帰りいただいたり、あらかじめルールとして示していることとは言え「これでよかったんだろうか」ということもありました。「ともにこの施設のことを考える仲間であってほしい」ということをお伝えする場である以上、もう少しやり方に工夫が必要が必要だと考えています。冬の間にしっかり考えたいと思います。

見学事業の実施に際し、多大なるご理解とご協力をいただいた東亜建材工業株式会社様、そして見学者の皆様に心からお礼申し上げます。

来年の公開は雪がとけてから決定します

例年、公開ができるかどうかは、雪が解ける4月中旬ごろに建物の状態を見て東亜建材工業さんと話し合って決めるので、現時点ではわかりません。
ホームページでお知らせしますので、チェックしていただくようお願いします。

※なお東亜建材工業さんの事業用地内は、無断で立ち入ることができません。
発電所の外観をご覧になりたい方は、「清水沢ダム」からいつでもご覧いただけます。
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