清水沢アートパワープラント昨年度のアンケート結果と今年の公開見込みについて


お問い合わせに対し、すべて回答しきれておらず申し訳ありません。
すでにホームページ上で旧北炭清水沢火力発電所公開事業(清水沢アートパワープラント)は「5月中旬以降公開」とお知らせしております。
今年も夏期期間公開を行いますので、楽しみにしておいてください。

詳細と予約の開始時期につきましては、4月下旬の発表にずれ込みそうですが、昨年と大差なく、見学は5月中旬から、個人的な撮影は6月からになりそうです。終了時期は10月末予定です。

今年は昨年の見学料から値上げをする予定です。
見学体制維持が大きな理由ですが、今年1〜3月に実施した昨年の来場者アンケートの結果で、実に48%もの方が1500円以上が適正と回答されたことも踏まえました。
値上げには悪い印象を持たれるかもしれませんが、そのあたりの経緯もお話したいと思います。

(トップ画像は3月21日の旧発電所建屋内。コンクリートの隙間に生えている木は、ちゃんと葉を落としています。)

アンケートについて

昨年、清水沢アートパワープラントは見学197回、団体6回、撮影コーディネート4回、合計約500名の方にご見学いただきました。
2019年1月4日、メールアドレスがわかる来場者155名にアンケートフォームを送信し、3月13日までに62名の方から回答をいただきました。(回答率40.0%)

設問1

清水沢アートパワープラントの見学はご満足いただけましたか?いずれかをお選びください。またその理由もお聞かせください。(1不満~5満足 5段階で評価)

設問1の結果

56名(91.8%)が満足度5と回答、満足度4が4名(6.6%)、満足度3が1名(1.6%)でした。

回答の理由(一部)

・無知な私たちでも最後まで楽しめました。説明して下さったお姉さんがどんな質問にでも回答して下さり、もしも、見学者の中にとても詳しい方がいたら腰が引けて思ったことをお聞きできなかったと思います。


・最初は廃墟楽しそうという軽い気持ちでしたが、ガイドの方が丁寧に歴史を説明してくれたのでとても勉強になり、夕張のことをもっと知りたいという気持ちになった。

・ポートレート撮影で利用させていただきましたが、ある程度自由に撮影出来たので(もっと縛りがあるかと思いました)

設問2

昨年度の見学料は、お一人様1時間1000円でした。見学料はいくらが適正でしょうか?金額と、その理由もお聞かせください。

設問2の結果

30名(51.7%)が1000円と回答、最高金額は3000円(4名、6.9%)でした。

回答の理由(一部)

・ガイド料と考えると1000円は安すぎです。建物価値、ガイド料としては2000円以上であっても良いとは思うのですが、2000円ぐらいに抑えないと値段を理由に躊躇する人が出そうなので。(2500円)

・見学1組の人数が少ないのでこれぐらいでもいいのでは?維持費などの問題とかで行けなくなってしまう方が悲しいです(1500円)

・札幌のスタジオが五時間4000円程なので(1000円)

設問3

清水沢アートパワープラントについて、感想・ご意見等ご自由にご記入ください。ご予約方法、運営方法、ガイドの質など、どんなことでも結構です。※見学・撮影どちらのコースでご利用されたかもお書き添えください。

回答(一部)

・コスプレをする目線での話になってしまうのですが、廃墟を撮影で利用できるか許可取りなど苦労することもあるので、夕張など廃墟は多いですが、趣味でやる人間にとってはどうやって撮影許可どこに確認するの?という問題が解決できて、なおかつ、親切!というのは大変ありがたいです。

・周囲が操業中の現場なので難しいかも知れませんが、別な角度からも外観が見たいと思いました。

・「廃墟」というタグ付けで冷やかしに各施設を回る人が多かったり、そのような売り方をしている提供者も多い中、該当施設の立ち位置をしっかりと明らかにしているのが好感。

・撮影コース。武器の使用など認められているものであっても一部の方から解釈違いでクレームが上がることがありSNSアップができないことがあります。SNSでの拡散もないので宣伝にはならないのではないかと思います。個人の判断に任せるのではなく完全にOKにしてはどうでしょう?ミリタリー衣装装備はNGとするとか線引きもしっかりと明記してほしいです。

・ガイドさんのお話を聞いていると一時間があっという間で、もう少し細部をじっくり見たり写真を撮りたかったな、と思いました。

・他の産業遺構と連携して魅力をアピールして頂きたいです。

・特に不満はありませんでした。寧ろ、スタッフさんがコスプレ利用者を快く迎え入れてくれたことに感謝致します。ありがとうございました。

・撮影コース利用させていただきました。のびのび撮影させていただけたので感謝しております。また更衣室も用意してくださってたいへんありがたかったです。

・発電所を「中に入れる珍しい廃墟発電所」というテーマパーク・観光施設にとどめず、近代産業遺産として残すにはどうしたらいいか、見学させていただいて、佐藤さんのお話を伺って大変考えさせられました。まずは、多くの人に発電所を知ってもらうことが問題解決の第一歩なのかと思いました。見学していて、炭鉱の写真資料などを用いて、炭鉱の中での発電所の役割や立ち位置、生活や従事者のことも知れたらと思いました。石炭博物館とのコラボや炭鉱ラリー企画など各団体が連携しなければならないかと思います。そして、市内会員だけでなく、市外の協力者や広報者をつくり、炭鉱ファンを増やしてほしいと思います。炭鉱は今は石炭産出という価値はだせませんが、目に見えない別な価値の宝庫だと思います。その価値を最大限引き出せるよう、頑張ってください。応援しております。

アンケート結果を踏まえて

正直言ってこれほど高い評価をしていただけると思っておらず、スタッフ一同大変感激しました。アンケートへの回答率も4割とこの手のものとしては非常に高く、数量的に信頼できる結果だと考えています。

見学料については、多くの方が「施設の維持にあててほしい」「あの内容だと安すぎる」「見学者の質」について言及されました。施設については補修不可能なので、運営体制の維持や普及啓発のために使わせていただくことになります。
ガイド内容については、各時間一組限定で行いました。違うグループの方が一緒になるとペースや興味関心が違い、コミュニケーションも図りづらくなるため、このようなやり方をとりました。もちろん「ササッと見たい」という方もいらっしゃると思いますが、申し訳ありませんが見学に割いていただく時間と金額で、運営側も「コントロール」しているという側面もあります。

今年も同様に見学体制を維持するため、恐れ入りますが値上げをさせたいただきます。金額等については正式発表の際にお知らせしますが、去年はなかったノベルティや、長時間利用される撮影コースの方向けに他の炭鉱遺産を絡めたプレゼントを考えています。
また団体としてはこの発電所公開事業が大きな事業の柱になっており、また私どもが注力していかなければならない炭鉱遺産の保存活用という点でも、今後大きな課題となってくるのがこの発電所です。そちらに力を割けるようにという意味合いもあり、見学料値上げをさせていただきますので、ご理解頂けたら幸いです。