清水沢アートパワープラント、2020年の公開を終了しました

夕張中学校の生徒さんが来てくれました(10月29日)

6月1日から5ヶ月間公開を行った清水沢アートパワープラント(旧北炭清水沢火力発電所)公開事業は、10月31日を持って今年度の公開を終了しました。

(現在も昨年同様ダムの工事で門を強制的に閉じている状態になっています…笑)

今年は全部で140名、そのうち見学コースが49組90名、撮影コースが13組25名、団体1件(夕張中学校5名)、ほか商用利用が3件でした。
個人の方は昨年の4割程度となりましたが、昨年6割が道外の方だったと考えれば、道内の方には同じ程度来ていただいたことになります。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、見学の体制を大幅に変えて実施しました。
特にほとんどの期間、道外からの来訪はお断りしたことで、ご見学いただけない方も多数いたかと思います。こころからお詫び申し上げるとともに、ご理解いただき深く感謝申し上げます。

ただ、もともとこの見学事業は「1対1」で実施していたものであり、このやり方はコロナ禍の時代にあって先進的だったと改めて実感しました。
対話を主眼においた観光のあり方を、今後も追求していきたいと考えています。

今年ご見学された方には、後日アンケートをお送りしますので、ご協力をお願いします。
また、2018年の有料化以降の見学者の皆様向けのコミュニティ「電力所倶楽部」も、ぼちぼちですが稼働しています。
ご案内のメールはお申込者様にしかお送りしていないので、それ以外で見学したという方は、清水沢プロジェクトまでご連絡ください。改めてご案内のメールをお送りします。

今年の見学事業の実施に際し、多大なるご理解とご協力をいただいた見学者の皆様、見学の対象外となってしまったものの心を寄せ続けていただいた皆様、また所有企業の東亜建材工業株式会社様に心からお礼申し上げます。

来年の公開は雪がとけてから決定します

例年、公開ができるかどうかは、雪が解ける4月中旬ごろに建物の状態を見て東亜建材工業さんと話し合って決めるので、現時点ではわかりません。
ホームページでお知らせしますので、チェックしていただくようお願いします。

来年は建設から95年。私達が最初に公開事業を行ってから10年となります。
まずはこの冬に崩壊が進まず、また来年も見学事業が続けられるように努力したいと思います。

※なお東亜建材工業さんの事業用地内は、無断で立ち入ることができません。
発電所の外観をご覧になりたい方は、「清水沢ダム」からいつでもご覧いただけます。
詳細はこちら