石勝線開通・新夕張駅開業40周年を記念し、新夕張駅に祝福の飾り付けを行っています

2021年10月1日のJR石勝線開通および新夕張駅開業40周年を記念し、新夕張駅にささやかな祝福の飾り付けを行いました。

私たちは新夕張駅待合室をお借りし、鉄道・炭鉱・夕張・産業遺産の魅力を発信する展示を行っています。
現在は過去に存在した3代の夕張駅にフォーカスを当て、現在の新夕張駅が今後の夕張のヒト・モノの結節点として重要な役割を担っていることを広く認識してもらうことを狙いとした「夕張駅・三代―時代とともに動いてきた駅―」展を2021年1月より開催中です。

新夕張駅の開業日は前身の紅葉山駅が開業した1892年11月1日ですが、夕張の輸送体系が大きく転換することになった石勝線の開業と、現在の新夕張駅が担う役割に目を向けていただきたいと思い、「開通・開業から40周年」のお祝いを企画しました。

1981年10月1日。その半月後の10月16日に発生した北炭夕張新炭鉱のガス突出事故により、明るい地域の未来像は一気に暗転、現在に至るまで夕張は波乱の道のりを歩むことになりました。
しかし、新時代の到来を祝福していた日々があったということも、私たちが記憶として刻むことも必要なことではないかと思っています。

ちなみに1981年7月1日に新線に切り替わり、紅葉山駅は3ヶ月だけ現在の新夕張駅舎を使用していました。
引用:「広報ゆうばり」1981.9.1、2ページ

石勝線開通・新夕張駅開業40周年のお祝い

会期

2021年9月27日(月)~10月3日(日)

場所

JR新夕張駅(夕張市紅葉山/JR石勝線)

内容

ホーム、改札内等へのささやかな装飾(改札内に立ち入るには入場券が必要です)

主催

一般社団法人清水沢プロジェクト

協力

JR北海道新夕張駅

設置作業を行いました

27日午後、小野寺駅長にご協力いただきながら、夕張市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターのお二人も参加していただき、設置作業を行いました。皆様ありがとうございました!!

今は使われていない3番ホームを使わせていただきました。列車にご乗車のお客様からも見える位置です。

私たちの作業前に拭き掃除をしてくださる駅長。仕事を増やしてすみません…!

こちらもきれいに拭き掃除

清水沢駅120歳のときにはかないませんが、インパクトは大です。

このように、改札口の中にあります。すなわち、、、

入場券をお買い求めの上、ご入場ください!(窓口の営業時間は平日・土曜7:25〜15:30です)

こちらは駅玄関に入ってすぐ横にあります。

釧路行きの特急おおぞらがやってきました。列車のお客様からも見えたでしょうか?