北炭夕張新炭鉱災害から40周年を迎えて(第89回鹿之谷ゼミナール)

1981(昭和56)年10月16日に発生した、北炭夕張新炭鉱の災害から今年で40周年を迎えます。
一般社団法人清水沢プロジェクトは、夕張の歴史上大きな転換点となったこの事故の記憶を受け継ぎ、次代に伝えることを目的に、夕張地域史研究資料調査室の青木隆夫さんが開催する2021年10月開催の第89回鹿之谷ゼミナールに共催として加わらせていただくことになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中ではありますが、この機を逃すと当時を知る人々から直接お話を伺うことができなくなってしまうという強い危機感から、最悪の場合の全日程オンライン開催も視野に入れ、準備を進めているところです。

会場のりすたには定員50名の制約があります。夕張で一堂に会するのが一番ですが、配信を実施しますので世界中どこからでも無理なく参加することができます。

炭鉱災害の歴史の中で犠牲となった人々を後世に「語り継ぐ」ためのこの機会に、思いを寄せていただけたら幸いです。

詳しくはチラシをご覧ください。

第89回鹿之谷ゼミナール 北炭夕張新炭鉱災害から40周年を迎えて―1981年10月16日から「時」は静かに流れて―

日時

2021年10月15日(金)13:00〜17:00
16日(土)10:00〜16:30

会場

夕張市拠点複合施設「りすた」多目的ホール
オンライン配信予定(一部のプログラムを除く)

定員

50名・事前予約制

料金

無料

主催

夕張地域史研究資料調査室

共催

一般社団法人清水沢プロジェクト

後援 

夕張市教育委員会・北海道産業遺産学会・全国石炭産業関連博物館等研修交流会

講演者

萩原 義弘(写真家・日本大学芸術学部)
鮎沢 潤(福岡大学理学部)
小島 伸夫(元NHK札幌局ディレクター)
水島 久光(東海大学文化社会学部)
エクスカーションガイド 安部 秀一(元 北炭夕張新炭鉱鉱員)

写真パネル・資料展示

10月14日(木)~17日(日)
「りすた」展示ギャラリー・待合スペース

開催趣旨

 1981年(昭和56)10月16日午後0時41分に発生した、北炭夕張炭鉱(株)夕張新炭鉱の災害から今年で40周年を迎えます。犠牲者93名を数えたこの災害は戦後の国内炭鉱で発生した災害では3番目となる大きな災害となり、地元夕張の地域に与えた影響は大きく、また第6次石炭政策から第7次石炭政策に向けての石炭産業収束に向けた再編期にあった国内の石炭産業全体にもこの災害は影を残しました。
 それから40年。この間、1987年(昭和62)には北炭真谷地炭鉱が閉山し、1990年(平成2)の三菱南大夕張炭鉱の閉山を最後に、夕張に残っていたすべての炭鉱が姿を消しています。
 国内・道内でも有数の生産量を誇る産炭地域として歩んだ夕張市は、1890年(明治23)以来100年間にわたる石炭の町の歴史を閉じることとなりました。その後、2007年(平成19)には夕張市は財政再建団体となり、現在も再生団体からの脱却へ向けた、長い歩みが続けられています。
 2011年(平成23)には、夕張地域史調査室、東海大学文学部(当時)水島ゼミなどが中心となり、炭鉱災害の悲惨さやその影響を語り継ぐために、同年9月から10月にかけ連続した、夕張新炭鉱災害から30年を振り返る映像ワークショップと、当時の鈴木直道夕張市長、北海道放送(HBC)「地底の葬列」の制作ディレクター後藤篤志さんと記者の田端智博さん、NHK「地の底への精霊歌」の今野勉さん(テレビマンユニオン)などを交えた、2日間のシンポジウムなどを開催しました。
 10年を節目に刻んできた、40周年を迎える今年、改めて炭鉱災害の歴史の中で犠牲となった人々を後世に「語り継ぐ」ための機会としたく、講演や映像の上映、写真パネルと資料展示などで40年を振り返ります。
 「時」の流れは速く、当時の夕張新炭鉱関係者や報道関係者なども相次いで鬼籍に入り、人口も1981年当時の4万人から今年7千人まで減少しています。10月16日の夕張新炭鉱災害を知る人や、記憶を伝える人達も今は数少なくなりました。今回の集まりの中で、夕張新炭鉱災害とその後の出来事など、当時の夕張や人々の姿を、基点となったこの災害から見詰め直してみたいと思います。

申込方法

メールまたは電話にて、①お名前②ご住所③電話番号④参加希望の日程(全日程/15日のみ/16日のみ/オンライン)⑤15日エクスカーション参加(有・無)⑥16日のお弁当希望(有・無)をご連絡ください。

お申し込み・お問合せ先

メール info@shimizusawa.com 件名:10月鹿之谷ゼミナール申し込み
電話  0123-57-7463(一般社団法人清水沢プロジェクト)090-2622-4455(夕張地域史研究資料調査室)
※定員に達し次第、受付を終了します。感染症対策のため、お申し込みが無い方はご参加いただけません。