持続可能な公共交通のあり方に関するアンケート調査を実施する立命館大学4年・竹中琢視さんのサポートを行います

清水沢プロジェクトは、立命館大学歴史都市防災研究所村中研究室に所属する同大学文学部人文学科地域研究学域地理学専攻4年生の竹中琢視さんと共同で、持続可能な公共交通のあり方に関する夕張市民を対象とした郵送アンケート調査を9月中旬〜下旬にかけて実施します。

東京都出身の竹中さんは、幼い頃から全国を旅行する中で、公共交通の衰退が人々の生活に影響を与えている現実を目の当たりにし、特に地方における公共交通をどう維持し、どう人々の暮らしを守るかという社会課題に興味を持ち、現在、「持続可能な公共交通のあり方」をテーマとして卒業論文に取り組んでいます。
夕張市が2019年のJR夕張支線の廃止と前後して行った公共交通網の再編のような積極的な取り組みは全国的にも珍しいことから、研究対象地域として夕張市に着目しました。
調査手法は郵送法によるアンケート調査で、日本郵便の「配達地域指定郵便物」サービスを利用し、夕張市内の5割強にあたる約2200戸に郵送します。

清水沢プロジェクトは、コロナ禍で夕張入りできない竹中さんの研究活動を共同研究という形でサポートしています。
本来夕張でフィールドワークを行っていたら出会うはずだった市民との対話の場を設けるため、オンラインのトークイベントを実施します。
本イベントは、多額の費用が必要なため大学生の卒業論文調査では非常にハードルが高い郵送法による調査に挑戦する竹中さんの活動費の支援目的でもあります。

なお竹中さんの研究成果については、希望するアンケート参加者に報告書を郵送するほか、来春、夕張市内で成果発表会を実施する予定です。

清水沢コミュニティゲートオンライントーク「大学生と考える、夕張における持続可能な公共交通のあり方とは?」

関心のある方はどなたでもご参加いただけます

日時

9月13日(月)19:00〜20:30

参加費

1,000円

オンライン会議システムZoomを使用して実施します。
清水沢プロジェクトホームページオンラインストアでチケットをご購入ください。

このトークイベントは、「コロナ禍でも夕張でなにか活動をしたい人」への支援の目的も含みます。参加料は、経費を除いて活動者のギャラになります。

Facebookイベントページ

https://www.facebook.com/events/569359131148433

主催・お問い合わせ

一般社団法人法人清水沢プロジェクト

当日の様子

アンケート用紙は9月14日以降、抽出した市内29地区に配布しました。