清水沢アートパワープラント、2022年の公開を終了しました

5月30日から公開を行った清水沢アートパワープラント(旧北炭清水沢火力発電所)公開事業は、10月31日をもって今年度の公開を終了しました。

今年は感染症対策を継続しつつ、一度も途中クローズすることなく乗り切ることができました。急にキャンセルのご連絡をいただく方も何人かいましたが、そのたびに私たちの感染症対策にご配慮いただいていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。一方で「去年も一昨年もこようと思ったのに、制限があって来れなかったんです。」と言う方もたくさんいました。

ダムの工事は堤体上流で続いています。

今年の来場者は、見学コースは78組150名、個人的な撮影コースは23組51名、団体は2組(夕張中学校オンライン、北海道教育大学岩見沢校)13名、商用利用4件11名でした。コロナ禍の影響がもっとも深刻だった昨年比で3倍の225名の方にお越しいただきました。2019年に比べると3分の2程度ですが、見学機会も1日3回から2回に減らしているので、コロナ禍以前の水準に戻ったと言えそうです。

今年ご見学された方には、後日アンケートをお送りしますので、ご協力をお願いします。
また、2018年の有料化以降の見学者の皆様向けのコミュニティ「電力所倶楽部」のご案内のメールは、メールアドレスをご記入いただいた方にしかお送りしておりません。かつて見学したので倶楽部に入りたいという方は、清水沢プロジェクトまでご連絡ください。改めてご案内のメールをお送りします。

今年は清水沢アートパワープラントスタートから10年の節目でした。旧発電所の施設は、東亜建材さんの理解もあり、現役のリサイクル工場として稼働し、私たちも見学を続けさせていただいています。今後どうなるかは、見学の時にもお話しさせていただきましたが、私たちだけではなく見学に来られた方とみんなで考えていくことだと思っています。冬の間、電力所に勤務していた方々に集まっていただき、話を伺う機会を持つつもりです。

見学事業の実施に際し、多大なるご理解とご協力をいただいた東亜建材工業株式会社様、そして見学者の皆様に心からお礼申し上げます。

来年の公開は雪がとけてから決定します

例年、公開ができるかどうかは、雪が解ける4月中旬ごろに建物の状態を見て東亜建材工業さんと話し合って決めるので、現時点ではわかりません。
ホームページでお知らせしますので、チェックしていただくようお願いします。

※なお東亜建材工業さんの事業用地内は、無断で立ち入ることができません。
発電所の外観をご覧になりたい方は、「清水沢ダム」からいつでもご覧いただけます。
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