Day6 & Day7 トリー地区の話を聞く・RGUでのセミナー

トリー地区の150年先を見越したまちづくり


6日目。日曜日の昼でしたが、Torry地区で活動するRachelさんとDavidさんをお呼び立てし、彼らの大気汚染モニタリングシステムについて教えていただきました。


リアルに地域で活動するお二人は、何かと迷惑施設を押し付けられがちなトリー地区のために、市民が自らDIYで作成する環境モニタリングができる装置を導入しているそうです。
そのほか閉校した学校の保存を行政当局に求め、3回目にして勝利を勝ち取るなど、さまざまな武勇伝が…夕張の話に「うちとそっくりだ」とうなずき、こちらの課題については「どれ、日本に行ってみるか」と前のめり。なんとも頼もしい…

150年先を見越したまちづくりを行うという言葉は、150年前にはなかった地域に生きる私たちにとって想像しにくいですが、50年で激変したアバディーンにとっても重たい言葉ではないかと思います。

ロバート・ゴードン大学でのセミナー

7日目、19日月曜です。
アバディーンに2つある大学のうち1つ、ロバート・ゴードン大学でレズリー・メイボン先生とセミナーを行いました。

大学らしいスローガンですね。この施設を設計した人は、大英博物館グレート・コートを設計したノーマン・フォスター氏だそうです。

清水沢プロジェクトさんの投稿 2018年11月25日日曜日

主に閉山後の地域経済、所得や次の産業などについて先生方から質問を頂きました。こちらからは逆にアバディーンの石油産業以後の産業について伺いました。オイルの後の話をすることに対するタブーがアバディーンにはあるようで、ロバート・ゴードン大学も北海油田開発後に総合大学となっていることもあり、石油産業と非常に関わりの深い大学といえます。教育や文化がこの街が生き続けていくために必要なことではないかと提言を行いました。

これで7日間の視察は終了。お会いした全ての方にお礼申し上げます。
その後に視察した国立イングランド炭鉱博物館と世界遺産のアイアンブリッジ峡谷についても、いずれ記事にしたいと思います。

Cover Photo : Naoko Mabon