清水沢アートパワープラント2023年のアンケート結果と2024年の公開について

清水沢アートパワープラントの今年の公開を5月27日(月)から開始します。
見学詳細ページについては5月3日(金・祝)に公開し、5月5日(日・祝)からホームページにてご予約受付を開始する予定です。いましばらくお待ち下さい。

2024年見学の概要(速報版)

2024年の見学ページはただいま準備中ですが、おおむね以下の通りとお考えください。
参照:昨年のページ

期間
2024年5月27日(月)~11月2日(土)の月~土
(ただし第2・4土曜、日曜、お盆8/10~18は所有企業が休みのため休止)

コース
・見学コース 月・火・水・木・土曜日と10月14日(祝)
 1日2組 10:00・14:00(所要時間約120分)
・個人的な撮影コース 月〜金曜日・祝日 ただし10月14日(祝)は除く
1日1組 10:00〜16:00の時間内で4時間以上
ただし繁忙期(8月1日〜お盆休み)は金曜日のみ
※祝日は7月15日・9月16日・9月23日

見学料
・見学コース場合一人2,000円 各種割引あり 未就学児不可 1グループ5名まで
・個人的な撮影コース(5名まで)4時間3,500円、5時間4,000円、6時間4,500円
・大型バス・テレビ撮影・商用撮影 ご相談ください。ご要望に添えない場合もあります。

見学について
・例年通り、スタッフ付きの有料ガイド付き見学のみです。1対1のガイドツアー形式で炭鉱遺産の価値を伝えます。
・清水沢プロジェクトへ2日前までインターネットでの予約申し込みください。
・2週間前まで電話申し込みも受け付けます。(郵便でやり取りします)

いつものお願いですが、直接所有企業に問い合わせたり現地を訪問しても見学できません。今後の見学事業にも影響します。迷惑ですのでおやめください。

2023年アンケート結果

清水沢アートパワープラントご来場者の皆様に向けたアンケート結果がまとまりました。2023年はこれまでと方法を変え、初めて見学された方に見学後すぐにメールをお送りしました。メールアドレスがわかる123名に送付、90名が開封(開封率76%)、27名から回答を得ました(回答率30%)。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

コースの内訳見学コース
53組(97名)
個人的な撮影コース
26組(74名)
居住地の内訳
(見学コース)
道内45名(46%)
札幌市29名 空知2名(うち市内1)その他14名
道外52名(54%)
居住地の内訳
(個人的な撮影コース)
道内62名(84%)
札幌市28名 その他34名
道外12名(16%)
見学者の内訳

このうち、見学コース21名 撮影コース5名 商用1名の方にご回答頂きました。

設問1

清水沢アートパワープラントの見学はご満足いただけましたか?いずれかをお選びください。またその理由もお聞かせください。(1不満~5満足 5段階で評価)

満足度5(24名)、4(2名)、3(1名)。
記述回答では、過去のアンケートで初めてのことですが、案内者の態度の改善に対する要望がありました。

回答の理由(一部)

清水沢プロジェクトには共感できますが、第一印象の大切さを重視し取り入れて行くと更に発展していくと思います。

見学コース

歴史を聞いて益々素晴らしさを体感出来ました!大切な遺産だと言うことを改めて感じ美しさに感動致しました!この作品の世界も実は人間が作った建造物を機械達が一生懸命守って大切にしているという設定なので通じる部分もあるなぁと個人的に心 感謝感激しておりました。大切な遺産これからも守っていきたいと思いました。

個人的な撮影コース

設問2

見学料は、お一人様2,000円でした。見学料はいくらが適正でしょうか?金額と、その理由もお聞かせください。

2023年は見学料を1,500円から2,000円に値上げしましたが、約半数が現状でよいという回答でした。それ以上を回答した人も多かったです。現状以下を回答した人も2名いました。

回答の理由(一部)

2人で参加した場合でも4000円で2時間も盛りたくさんの説明を受けたから(5,000円と回答)

見学コース

もう少しリピート割があれば何度でも行きたいと思いました。(2,000円と回答)

個人的な撮影コース

設問3

清水沢アートパワープラントについて、感想・ご意見等ご自由にご記入ください。ご予約方法、運営方法、ガイドの質、旧発電所の今後についてなど、どんなことでも結構です。

施設を見学し歴史を知ることができてとてもよかったです。老朽化した施設の維持ができるのかできないのかするのかしないのかなど、国と自治体と企業とみなさんで話し合いながら後世に残していけることを祈ってます。

見学コース

老人には2時間の立詰めはキツイ人もいるかもしれない。 途中で休憩があっても良いかも?

見学コース

個人的には、生命力溢れる人間の行為が蓄積できる場所になったらいいなと思いました。

見学コース

短期的には見学者を増やして、施設の存在を周知すること及び施設のファンを増やすこと。長期的には上がった知名度を使って支援者を増やしながら道や国に働きかけて存続の道を探すことすなわち、何らかの遺産への登録を目指すといったところでしょうか。大変だとは思いますが、個人的には興味がありそうな人を連れて行きつつ、何らかの協力ができればと思います。

個人的な撮影コース

アンケート結果をふまえて

見学箇所を増やしたこともありますが、時間が長くなって疲れさせたり、長い割には写真をあまり撮っていただけなかったりなど、運営しながらも問題点を感じていました。コンセプトとポリシーが強すぎる見学事業なので、お越しいただいた方すべてに賛同いただいているわけではないということも、自覚しつつ。
事前にご理解いただくてはならないことが多く、ご予約前から”難解”な見学事業なのですが、必要以上に分かりづらくならないよう心がけていきたいと思います。私たちはこの見学事業を通じて、「仲間をつくりたい」のですから。


発電所の外観は清水沢ダムからご覧いただけます。こちらの一番下のページから

カバー写真:2024年4月22日の旧発電所。半年何もしないと、天井から剥離してきたモルタル片がかなり散乱しています。公開開始前に清水沢プロジェクトメンバーで清掃を行っています。