清水沢アートパワープラント、2021年の公開を終了しました

5月24日から公開を行った清水沢アートパワープラント(旧北炭清水沢火力発電所)公開事業は、10月30日をもって今年度の公開を終了しました。

しかし緊急事態宣言のため6月20日まで見学休止。8月のお盆明けからも再び休止し、9月に入って夕張市民のみ再開したものの、9月いっぱいまで市外の方に見学いただけない期間が続きました。結局首都圏の方には今年一度もご見学いただくことができませんでした。5か月の会期中、半分程度しか公開ができなかったことになります。

今年の来場者は全部で72名、そのうち見学コースは22組48名、個人的な撮影コースは4組9名、団体は2組(学校事務職員研修、夕張中学校)15名でした。昨年比ほぼ半数、コロナ禍以前の2019年と比較すると8割の減少です。
コスプレの方は、札幌以外のメンバーで固めた1組だけでした。本当にたくさんの方にお断りしてしまい、申し訳ありませんでした。

昨年立ち上げたFacebook上のコミュニティもほとんど投稿できず(なにぶん現地に行く機会が少なすぎて…)全体的に停滞してしまったなと、反省しています。


一方で、9月までの4ヶ月間で11組27名だった見学コースは、10月の1か月だけで11組いらっしゃいました。いろいろ行事も重なり公開できない日も多かったのですが、一気に予約で埋まってしまった感じでした。
判断基準がなく悩んだ去年。「緊急事態宣言」「まん延防止等充填措置」等、判断基準が明確にあるがゆえに厳格に適用せざるをえなかった今年。
もう悩みたくないのが本音ですが、なんとか来年は多くの方をお迎えできる状況になることを祈るばかりです。

今年ご見学された方には、年明け頃にアンケートをお送りしますので、ご協力をお願いします。
また、2018年の有料化以降の見学者の皆様向けのコミュニティ「電力所倶楽部」のご案内のメールは、メールアドレスをご記入いただいた方にしかお送りしておりません。かつて見学したので倶楽部に入りたいという方は、清水沢プロジェクトまでご連絡ください。改めてご案内のメールをお送りします。

見学事業の実施に際し、多大なるご理解とご協力をいただいた見学者の皆様、見学の対象外となってしまったものの心を寄せ続けていただいた皆様、また所有企業の東亜建材工業株式会社様に心からお礼申し上げます。

来年の公開は雪がとけてから決定します

例年、公開ができるかどうかは、雪が解ける4月中旬ごろに建物の状態を見て東亜建材工業さんと話し合って決めるので、現時点ではわかりません。
ホームページでお知らせしますので、チェックしていただくようお願いします。

※なお東亜建材工業さんの事業用地内は、無断で立ち入ることができません。
発電所の外観をご覧になりたい方は、「清水沢ダム」からいつでもご覧いただけます。
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